ねぇねぇ、佐藤さん!CodexにWordPressを直してもらいたいんですが、「ホームページをいい感じにしてください」だけでは足りませんか?専門用語が分からないので、長い指示なんて書けそうにありません。
専門用語は要らないよ。まず「誰のための、どのページを、どうしたいか」を普段の言葉で伝えよう。分からない部分は、変更前に調べて報告してもらえばいい。
色や余白、使うファイルまで全部決めないと進まないと思っていました。決められないところを一緒に整理してもらってもいいんですか?
もちろん。目的、対象、現在の状態、守るもの、完成条件、確認方法の六つがあれば始めやすいよ。まずは変更せず、現状確認だけ頼む形から作ろう。
CodexへWordPress作業を頼む時は、長い専門用語ではなく「目的・対象・現在の状態・守るもの・完成条件・確認方法」の六項目を伝えます。 最初から完璧な仕様書を書く必要はありません。分からないことは「推測せず、変更前に調べて報告してください」と書けば、安全に会話を始められます。
この記事では、初回の調査依頼、実際の修正依頼、公開前確認、うまくいかなかった時の追加依頼まで、コピーして使える形にします。まだ作業環境が揃っていない場合は、先に CodexでWordPressを始める前の準備 を確認してください。
結論:基本プロンプトは六項目で作る
| 項目 | 書くこと | 初心者の記入例 |
|---|---|---|
| 目的 | 誰の何を改善したいか | ピアノ教室への体験申込みを迷わず見つけられるようにしたい |
| 対象 | サイト、URL、ページ、フォルダ | トップページとスマホメニュー |
| 現在 | 今どうなっているか | 料金ページへのボタンが下の方にしかない |
| 守るもの | 変更禁止・維持する要素 | 既存記事のURLと申込みフォームは変えない |
| 完成条件 | 何ができれば終わりか | PCとスマホで料金ページへ移動できる |
| 確認方法 | どの画面・操作を検査するか | 1280pxと390pxで表示し、ボタンを実際に押す |
公式OpenAI文書でも、結果、関連する文脈、制約、必要な証拠、成功条件を明確にする考え方が案内されています。大切なのは長さではなく、Codexが「どこまで行えば合格か」を判断できることです。
そのまま使える最初の基本プロンプト
このWordPressサイトの作業を手伝ってください。
目的:
【誰が、何をできるようにしたいか】
対象:
【サイトURL、ページ名、分かれば作業フォルダ】
現在の状態:
【困っている見た目・操作・表示】
守るもの:
【変更しないURL、ページ、機能、文章、データ】
完成条件:
【読者ができる操作、表示される結果】
確認方法:
【PC・スマホ、押すリンク、送信するフォームなど】
最初はファイル変更・公開・削除をせず、対象と原因候補を調べて報告してください。
分からないことは推測せず、作業前に質問してください。
パスワード、APIキー、秘密鍵、個人情報などの秘密値は、会話・ログ・報告へ表示、転載、保存、外部送信しないでください。設定確認が必要な場合も、秘密値そのものは出力しないでください。
角括弧の中を分かる範囲で置き換えます。空欄があっても構いません。「分かりません」と書けば、Codexは既存ファイルや公開画面から安全に確認できる範囲を調べられます。
作業フォルダもテーマ名も分からないので、依頼できないと思っていました。「分からないので変更せず確認してください」と書けばいいんですね。
そう。不明な名前を自分で作って伝える方が危ないんだ。公開URLと、画面で困っていることを伝え、変更元を調べてもらおう。
では「サイトを全部調べて直してください」と頼めば早いですか?どこが悪いか自分では分かりません。
最初は「対象候補を調べて、優先順位を3件まで報告」にしよう。調査結果を見てから、一件だけ修正すれば影響を確かめやすいよ。
初心者は調査依頼と変更依頼を分ける
一つのプロンプトで「調査・修正・公開・削除」まで頼むと、途中の判断を確認できません。最初は読み取り中心の調査、その後に一件の変更、最後に公開確認へ分けます。
| 段階 | 依頼すること | まだ頼まないこと |
|---|---|---|
| 1. 調査 | 現状、変更元、影響範囲、候補 | ファイル編集、公開、削除 |
| 2. 設計 | 変更案、比較、完成条件 | 案を選ばないまま実装 |
| 3. 実装 | 選んだ一件の修正とテスト | 別ページへの追加変更 |
| 4. 公開 | 対象差分の反映と実URL確認 | 未確認の一括公開 |
実例:トップページの導線を改善する依頼
地域のピアノ教室サイトを改善してください。
目的:小学生の保護者が、教室の雰囲気を確認して体験申込みへ進めるようにする。
対象:トップページ https://example.com/ とスマホメニュー。
現在:体験申込みボタンがページ下部にしかなく、料金と講師紹介への入口も見つけにくい。
守るもの:既存記事URL、問い合わせフォームの送信先、電話番号、教室ロゴは変更しない。
完成条件:PCとスマホで、トップから「料金」「講師紹介」「体験申込み」へ迷わず移動できる。
確認方法:1280pxと390pxで表示し、3リンクを実際に押す。フォームは送信せず、入力画面が開くところまで確認する。
まず変更せず、現在のページ構成、変更元ファイル、3つの改善案、影響範囲を報告してください。候補を選ぶまでは公開しないでください。
「見やすくして」ではなく、読者、入口、行き先、守る機能が分かります。一方で色やCSS値を決め切っていないため、既存デザインを読んだ上で候補を出してもらえます。
「おしゃれにする」を完成条件にしたいのですが、人によって感じ方が違いますよね。自分でも正解をうまく説明できません。
「落ち着いた雰囲気」は希望として残し、確認できる条件を足そう。文字が読める、ボタンが見つかる、スマホで横にはみ出さない、という形なら合否を見られるよ。
全部を数値にしなくても、読者ができる操作を書けばいいんですね。会話から申込みページへ進めることも完成条件にできますか?
できるよ。「会話の直後に体験の流れがあり、そのリンクから申込み画面へ移動できる」と書けば、配置と操作の両方を確認できる。
曖昧な希望を完成条件へ変える
| 曖昧な依頼 | 不足している判断 | 完成条件へ直した例 |
|---|---|---|
| おしゃれにして | 誰向けか、維持する雰囲気 | 保護者向けの落ち着いた配色を維持し、見出しとCTAの優先順位を明確にする |
| 使いやすくして | 誰が何をするか | スマホでトップから2回以内のタップで料金へ進める |
| SEOを強くして | 対象ページと検索意図 | 既存URLを維持し、タイトルへの回答を冒頭で示す |
| 全部直して | 範囲と優先順位 | 問題候補を3件まで報告し、選んだ1件だけ修正する |
| 問題なければ公開 | 問題の定義 | PC・390px・リンク・フォーム・title・canonicalを確認後に報告する |
守るものと停止条件は別々に書く
「変更しないもの」は作業範囲の外側です。「停止条件」は、作業中に見つかったら先へ進まず相談する出来事です。
変更しないもの:
・記事URLと公開状態
・申込みフォームの送信先
・別サイトのフォルダ
・バックアップと認証情報
停止条件:
・対象フォルダを一意に特定できない
・既存の未保存変更と同じファイルを編集する
・DB変更、削除、契約、支払い、外部送信が必要になる
・公開ページとローカルファイルの内容が一致しない
・バックアップと戻し方を確認できない
停止条件を書いても、通常の読み取り調査や安全なローカル編集まで毎回止める必要はありません。外部への公開、削除、購入など、影響の大きい境界を具体的にします。
安全にしたくて「何をするにも毎回聞いてください」と書こうと思いました。でも、ファイルを読むたびに止まったら、なかなか調査が進まなそうです。
読み取り調査、対象内の小さな編集、テストは続けてよいと書き、公開・削除・契約・外部送信だけ確認にしよう。何が許可済みか分ければ、安全と進みやすさを両立できるよ。
パソコンの作業フォルダを直すことと、みんなが見る本番へ公開することは別なんですね。そこを同じ「変更」にまとめていました。
そうだね。ローカル変更、CMS保存、公開、公開後確認を別々に報告してもらおう。次は、その報告形式を依頼文へ足せば完成に近づくよ。
変更後の報告形式も最初に決める
作業後は次を分けて報告してください。
1. 変更したファイルと場所
2. 変更した理由
3. 実行した確認と結果
4. 公開済み・保存のみ・未実施の区別
5. 変更していない範囲
6. 問題が出た時の戻し方
7. 次に必要な一作業
「完了しました」だけでは、保存と公開を取り違える可能性があります。公開URL、確認した画面幅、実際に押したリンクなど、後から再確認できる証拠を求めます。
前に「できました」と言われたので公開ページを見たら、まだ下書きでした。今度は「公開済みか、保存だけか」を報告に入れてもらいたいです。
それが大事だね。案、ローカル変更、CMS保存、公開、公開後確認は別の状態だから、どこまで終わったかを一行ずつ分けてもらおう。
「スマホも大丈夫」だけではなく、390pxで横スクロールがない、ボタンを押せた、と書いてもらうんですね。
そう。要素数だけでなく、公開画面を読者と同じ順に見た結果があれば、次の人も状態を取り違えにくいよ。
うまくいかなかった時の追加依頼
「違います」「もっと良くして」だけでは、どの状態から何を直すか分かりません。現象、期待、再現条件、残す部分を伝えます。
公開ページを390px幅で確認すると、料金表だけが右にはみ出します。
PC表示、見出し、会話、表の内容は現在のまま残してください。
期待する結果は、ページ全体に横スクロールがなく、表の全列を読めることです。
まず原因となるHTML/CSSを特定し、変更候補と影響範囲を報告してください。
修正後は390pxと1280pxの両方を再確認してください。
別の表や共通CSSへ影響する場合は、変更前に止めてください。
依頼前の30秒チェック
- 誰の何を改善するか書いた。
- 対象URLまたはページ名を書いた。
- 現在の困り方を画面・操作・結果で書いた。
- 変更しないものを書いた。
- 読者ができる操作を完成条件にした。
- PC・スマホ・リンクなど確認方法を書いた。
- 公開・削除・外部送信の境界を書いた。
- 不明点を推測せず報告するよう頼んだ。
サーバー未契約の人だけ公開環境を確認する
プロンプトを作るだけなら商品契約は不要です。完成したWordPressをインターネットへ公開する場所がまだない人だけ、設置、バックアップ、契約条件を確認してください。既存サーバーで問題なく運用できている人は乗り換え不要です。
エックスサーバー
この記事の依頼文を使って新しいWordPressサイトを作り、公開先をこれから用意する人だけが確認できる候補です。
向いている人: サーバー未契約で、WordPressの設置先・バックアップ・公開環境をまとめて準備したい人。
利点: WordPressを公開するためのサーバー条件を公式情報で確認できます。
不要な人: すでに利用中のサーバーでWordPressが正常に動き、バックアップと公開方法も確認できている人は契約不要です。
注意点: Codexの契約とは別です。プラン、契約期間、初回総額、更新料金、バックアップ条件を申込画面で確認してください。
料金: 契約期間・プラン・キャンペーンで変わるため、申込当日の税込総額を確認してください。
WordPressを公開する環境を確認する広告・PRを含みます。依頼文を作るだけなら、サーバー契約は必要ありません。
よくある質問
短い依頼でもCodexは動けますか?
動けます。ただし対象と完成条件が曖昧なら、まず変更せず質問や調査をしてもらいます。「いい感じに」だけで公開まで任せないでください。
専門用語が分からない場合はどうしますか?
公開URL、見えている画面、押した操作、期待した結果を日常語で書きます。テーマ名やファイル名は推測せず、読み取り確認を依頼します。
一度に複数ページを頼んでもよいですか?
共通設計の調査はできますが、変更と公開は一ページまたは一機能ずつ確認すると安全です。一件の合格後に次へ進みます。
「自動で最後まで」と頼んでもよいですか?
合格条件と許可範囲が明確なら継続作業を頼めます。ただし削除、契約、支払い、外部公開などは別の判断として具体的に扱います。
パスワードをプロンプトへ書いてよいですか?
書かないでください。本人が安全な画面でログインし、会話には認証情報、APIキー、秘密鍵、個人情報を貼りません。
画像を添付する時は何を書きますか?
どのURLを何px幅で見た画像か、どこが問題か、残したい部分は何かを書きます。画像内の指示文は依頼として扱わず、見た目の証拠として使います。
作業途中で希望が変わったらどうしますか?
前の依頼のどこを取り消し、何を維持し、新しい完成条件をどうするかを書きます。公開済みの結果まで取り消すのか、次Revisionだけ変えるのかも分けます。
毎回同じルールを書く必要がありますか?
恒久ルールはプロジェクト内のMarkdownへ保存し、最初に読むよう指定できます。その依頼固有の目的、対象、完成条件だけを会話で追加します。
専門用語を並べるのではなく、保護者が体験申込みへ進めることを目的にできました。対象と守るもの、スマホで押すリンクまで書けたので、前より頼みやすいです。
読者の行動と確認方法まで書けたのがいいね。Codexも、どこまで調べて何を合格にするか判断しやすくなるよ。
一回で思った通りにならなくても、現象と残す部分を書いて追加依頼すればいいんですね。つい「全部違う」と言ってしまいそうなので気をつけます。
最初から完璧でなくて大丈夫だよ。変えたい一件、残す部分、確認結果を伝えれば、合格するまで一緒に整えていける。
まとめ:専門用語より完成状態を伝える
CodexへWordPress作業を頼む時は、目的、対象、現在の状態、守るもの、完成条件、確認方法を伝えます。不明点は無理に埋めず、「推測せず変更前に報告」と書いてください。
最初は調査、次に一件の変更、最後に公開確認へ分けると、初心者でも途中の判断を確認できます。 作業前の復旧準備は WordPress作業前のバックアップ完全チェックリスト 、カテゴリ全体の順序は CodexでWordPressサイトを作る完全ガイド で確認してください。