ショートコードの属性とは、タグ名の後ろへ付ける「設定名=値」です。
たとえば
[gallery ids="12,34" columns="2"]
の
ids
と
columns
が設定名、引用符内が値です。変更してよいのは、WordPress本体やプラグインの説明に候補が示されている値だけです。
一行を3つに分けて読む
[gallery ids="12,34" columns="2" size="medium"]
| 部分 | 役割 | この例 |
|---|---|---|
| タグ名 | 呼び出す機能 |
gallery
|
| 属性名 | 変えたい項目 |
ids
、
columns
、
size
|
| 値 | 具体的な指定 |
12,34
、
2
、
medium
|
空白は属性同士の区切りです。値に空白を含む可能性があるため、初心者は値を半角の二重引用符で囲みます。属性名の大文字・小文字や許容値は製品の説明どおりにします。
一行全部が名前ではなかったんですね。columnsだけが列数の係だと分かると、ほかの数字へ触らなくてよさそうでほっとしました。
変更の目的と属性名がつながったね。何を変えたいか言葉にしてから、その設定だけを見ると迷いにくいよ。
引用符の内側だけを変えるつもりでも、片方を消してしまいそうです。全角の引用符に変わっても気づける自信がありません。
変更前の一行をメモへ残し、編集後を横に並べよう。手入力を増やさず、値だけ選んで置き換えれば戻しやすいよ。
変更してよい値を判断する
- ショートコードを発行した公式画面または公式マニュアルを開く
- 変更したい見た目や動作を言葉にする
- 該当する属性名と許容値を探す
- 元の一行を別メモへ保存する
- 一度に一属性だけ変更する
- プレビューで結果を比較する
たとえば列数を変えたいなら
columns
だけを変更します。
id
や
ids
は、表示対象を特定する番号である場合が多く、見た目を変える目的で触りません。
自己完結型と囲み型を取り違えない
[gallery ids="12,34"]
のように一つのタグで終わる形は自己完結型です。一方、
[sample_box color="blue"]ここに文章[/sample_box]
のように開始タグと終了タグで文章を囲む形もあります。
sample_box
は形を説明する架空例です。囲み型では、末尾の終了タグまで一組として残します。
終了タグを消すと、後ろの文章まで意図しない範囲として扱われることがあります。属性を直す目的なら、囲まれた本文と終了タグには触れません。発行元が自己完結型を案内しているのに、見よう見まねで終了タグを足すこともしません。
変更前後を一行ずつ比較する
| 確認 | ショートコード | 結果 |
|---|---|---|
| 変更前 |
[gallery ids="12,34" columns="2"]
|
2列で表示 |
| 変更後 |
[gallery ids="12,34" columns="3"]
|
3列で表示 |
| 戻す時 |
[gallery ids="12,34" columns="2"]
|
元の2列へ戻る |
この比較では
columns
の値だけが変わり、画像IDは同じです。プレビューで別の画像が出たなら、列数ではなく
ids
まで変えていないかを確認します。目的外の変化が一つでもあれば公開せず、保存した変更前の一行へ戻してください。
よくある書式ミス
-
columns="2"のように全角イコールを使う -
columns=“2”のように曲がった引用符へ変わる -
属性間の空白を消して
"2"sizeと続ける - 説明にない属性を別製品の記事から追加する
- 開始タグだけ変え、終了タグとの名前を揃えない
columnsの2を3へ変えたら、画像は三列になりました。でもスマートフォンで小さくなりすぎないか、公開ボタンを押す前に心配になりました。
プレビューの「デスクトップ」「タブレット」「モバイル」を切り替えて見よう。列数が同じでも、テーマ側が狭い画面で一列へ調整することがあるよ。
見づらかったら、CSSを足す前にcolumnsを2へ戻してよいですか。元の一行はメモしてあるので、戻す場所は分かります。
まず元の値へ戻すのが一番安全だよ。一属性だけ変えたから、結果との関係もはっきりしているね。
属性変更の成功条件
- 目的の一項目だけが変わった
- 角括弧の文字が公開ページに残らない
- PCとスマートフォンの両方で読める
- フォームやボタンなど本来の操作が動く
- 元の値へ戻せるメモがある
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よくある質問
属性の順番は変えてよいですか?
多くのショートコードでは名前付き属性の順番は結果へ影響しませんが、初心者は公式例の順を保つと比較しやすく安全です。
値の引用符は必須ですか?
空白のない値では省略できる場合もありますが、公式例どおり引用符を付けると境界が明確です。
知らない属性を追加するとどうなりますか?
無視される場合もあれば、製品独自の処理になる場合もあります。説明にない属性は追加しません。
一行を見ただけで固まっていましたが、変えたい目的と設定名を結び付ければよいと分かりました。idを列数だと思って触らずに済んで、少し安心しています。
分からない数字を残せたのも立派な判断だよ。変更しない場所を決めることは、編集することと同じくらい大切なんだ。
次は公式の許容値を先に見て、元の一行を必ず残します。まだ引用符の形は見落としそうなので、公開前に横へ並べて確認します。
それでいいよ。一度に一属性、説明にある値だけ、プレビュー後に公開。この三つを守れば落ち着いて試せるよ。
属性を左から読む練習
[gallery ids="12,34" columns="2" size="medium"]
を例に、最初の
gallery
が機能名、その後ろが属性です。属性は空白で区切られ、イコールの左が設定名、右の引用符内が値です。文章として読まず、組ごとに区切ると変更場所が見えます。
-
ids="12,34"は表示対象 -
columns="2"は列数 -
size="medium"は画像サイズ
列数だけを変えたいなら、
columns
の値以外は残します。画像IDまで変えると、列数の確認ではなく別画像の表示確認になってしまいます。
値の種類を見分ける
| 値の種類 | 例 | 確認方法 |
|---|---|---|
| ID |
id="27"
|
管理画面の対象番号と一致 |
| 件数 |
count="6"
|
0や上限の扱いを公式説明で確認 |
| 選択肢 |
order="date"
|
許可された英単語だけを使う |
| 真偽 |
title="true"
|
true/falseか1/0かを製品別に確認 |
| 複数値 |
ids="12,34"
|
区切りがカンマか空白か確認 |
同じ意味でも製品により書式が違います。真偽値を
yes
で受け取る製品もあれば、
true
や
1
だけを受け取る製品もあります。推測で日本語を入れず、公式例の候補から選びます。
引用符と空白を壊さず編集する
値を囲む引用符は半角の二重引用符を基本にします。スマートフォンの入力補助や文書ソフトは、引用符を曲がった記号へ置き換えることがあります。ショートコードは装飾文字を文章の引用符としてではなく、値の境界として読むため、見た目が似ていても同じではありません。
| 状態 | 例 | 判断 |
|---|---|---|
| 正しい |
columns="2" size="medium"
|
属性間に半角空白 |
| 空白なし |
columns="2"size="medium"
|
二つの属性を分けられない |
| 全角記号 |
columns="2"
|
イコールを認識できない |
| 曲がった引用符 |
columns=“2”
|
値の境界として不適切 |
一属性ずつ検証する実例
2列を3列へ変える場合、変更前をメモへ残し、
columns="2"
だけを
columns="3"
へ変えます。プレビューで画像が3列になり、画像の種類と順番が変わっていなければ目的どおりです。スマートフォンで小さすぎるなら、CSSを足す前に2へ戻します。
画像サイズを変える場合も同じです。
size="medium"
だけを公式にある
large
などへ変更し、読み込み画像、ぼやけ、ページ幅を確認します。列数とサイズを同時に変えると、どちらが崩れの原因か分かりません。
囲み型属性を安全に直す
[sample_box color="blue"]本文[/sample_box]
では、開始タグの属性、囲まれた本文、終了タグの三つがあります。色だけを変えるなら
blue
だけを変更し、本文と終了タグは残します。終了タグ名が開始タグと違うと、後続文章まで巻き込む可能性があります。
囲み型か自己完結型かは、発行元の例で判断します。独自判断で終了タグを追加したり、不要だと思って削除したりしません。変更後は該当部分だけでなく、その後の見出しや文章の表示も確認します。
属性編集の検査表
- 変更目的を一文で書いた
- 該当する属性名を公式説明で確認した
- 元の一行を保存した
- 一つの値だけ変更した
- 対象IDや本文を変えていない
- PC・スマートフォンで比較した
- 本来の操作が変わっていない
- 問題時に元の一行へ戻せた
説明にない値を試さなければならない時点で、初心者向けの単純な属性変更を超えています。公開サイトで実験を続けず、製品公式のサポート範囲を確認してください。
まとめ
属性は「設定名=値」の組で、ショートコードの表示や対象を調整します。目的に合う属性を公式説明で確認し、元の一行を保存してから一項目ずつ変更します。PC・スマートフォンと本来の操作まで確認できたら完了です。