「アップロードしたファイルを wp-content/uploads に移動できませんでした」「ディレクトリを作成できません」は、uploadsの保存先、所有者・権限、空き容量、年月フォルダ設定のどこかで書き込みに失敗した状態です。権限を777へ広げる前に、正しい設置先と対象年月フォルダを確認し、安全な権限へ直します。
最初に結論:保存先と所有者を確認し、uploadsを安全な権限で書き込める状態にする
- エラー全文とアップロードした時刻を記録する
- 設定→メディアの年月フォルダ設定と現在年月を確認する
- wp-content/uploadsと対象年/月フォルダの存在を確認する
- サーバー空き容量・inode・所有者・権限を確認する
- 小さな画像を登録し、サムネイルと公開表示まで検査する
一般的な目安はディレクトリ755、ファイル644ですが、サーバー方式で異なります。所有者が違う場合は権限数字だけを変えても直らないため、公式仕様またはサポートで確認します。
uploadsへ書き込めない原因の分け方
WordPressは画像を一時領域へ受け取り、uploads内の年月フォルダへ移動し、複数サイズのサムネイルを作ります。フォルダ未作成、書込不可、所有者不一致、容量不足、一時ディレクトリ不良のどこで失敗したかをログと実ファイルで確認します。
| 確認結果 | 疑う場所 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 特定月から失敗 | 年月フォルダ未作成・権限 | 当月フォルダを確認 |
| 全画像で失敗 | uploads所有者・容量 | 親フォルダとディスクを確認 |
| 大きな画像だけ失敗 | PHP一時領域・メモリ | 小画像と比較 |
| 移行直後から失敗 | 旧パス・所有者引継ぎ | upload_pathと所有者を修正 |
手順1:WordPressが使う保存先を確認する
「設定 → メディア」で「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダーに整理」を確認します。通常の保存先は
wp-content/uploads/年/月
です。
古いサイト移行ではデータベースの
upload_path
に旧サーバーの絶対パスが残ることがあります。標準構成なら空欄または既定値とし、現在の設置先に合わせます。
手順2:ファイルマネージャでフォルダと容量を見る
対象ドメインのWordPressルートから
wp-content/uploads
を開き、当年・当月フォルダの有無を確認します。別サイトの同名フォルダを触らないよう、URLと設置先を照合します。
サーバーパネルでディスク使用量とファイル数上限を確認します。容量が満杯なら、削除対象を特定し、キャッシュや不要な一時ファイルから安全に整理します。
手順3:所有者と権限を安全に修正する
一般的にはフォルダ755、ファイル644を目安に、サーバー公式推奨へ合わせます。
uploads
だけでなく親の
wp-content
に通過権限があることも確認します。
移行やFTP操作で所有者がWebサーバー実行ユーザーと異なる場合、chmodだけでは解決しません。対象パスと現在の所有者をサポートへ伝え、正しい所有者へ修正します。
アップロード後の確認と残る症状
100KB程度のJPEGまたはWebPを一枚アップロードし、メディア一覧で原寸とサムネイルが作られたか確認します。記事へ挿入し、未ログイン画面で画像URLが200になるか見ます。
一時フォルダ関連のエラーならPHPの
upload_tmp_dir
、大画像だけならメモリと画像処理ライブラリを確認します。エラー文が変わった場合は新しい段階まで進んだ証拠なので、別原因として読み直します。
uploadsの親から当月フォルダまで、場所と権限を見るんですね。
まず小さな画像で、保存の仕組み自体が動くか試します。
その方法ならサイズ問題と書込問題を分けられます。
所有者が違う場合は、777で隠さずサーバー側で正しく直してください。
登録できたら、サムネイルと記事の公開画像まで確認します。
安全な権限のまま表示できれば、安心して完了にできますね!
症状ごとの判断をもう一段深くする
特定月から失敗
この状態では、まず 年月フォルダ未作成・権限 を優先します。当月フォルダを確認だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
全画像で失敗
この状態では、まず uploads所有者・容量 を優先します。親フォルダとディスクを確認だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
大きな画像だけ失敗
この状態では、まず PHP一時領域・メモリ を優先します。小画像と比較だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
移行直後から失敗
この状態では、まず 旧パス・所有者引継ぎ を優先します。upload_pathと所有者を修正だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
管理画面へ入れる場合・入れない場合の進め方
管理画面へ入れる場合
サイトヘルス、対象機能の設定画面、更新履歴を先に確認し、直前の変更を一件だけ戻します。変更後は未ログイン画面を開き、キャッシュされた管理者表示だけで判断しません。
管理画面へ入れない場合
サーバーパネルのファイル管理とエラーログを使い、対象ドメインとWordPress設置先を照合します。フォルダ名変更などの一時停止は対象一件に限定し、元の名前と変更時刻を記録します。復旧後は管理画面から正式な更新・設定を行い、一時変更を放置しません。
サポートへ相談するときに伝える内容
「直りません」だけでなく、記事タイトルの症状が出たURL、発生時刻、エラー全文、直前の操作、再現手順、試した項目と結果、PHP・WordPress・対象製品のバージョンをまとめます。ログに個人情報、Cookie、APIキー、パスワードがあれば伏せてください。
サーバー会社にはHTTP状態・PHPログ・DNSやWAFなど基盤側の確認を、プラグイン提供元には製品名・バージョン・再現操作を伝えます。問い合わせ先を分けると、同じ確認を何度も繰り返さずに済みます。
直ったと判断する条件
小さな画像と通常利用サイズの画像がメディアへ登録され、年月フォルダへ保存され、サムネイルが生成され、未ログインの記事画面で表示される状態です。権限は公式推奨範囲に保ちます。
- 保存先と年月設定を確認した
- 容量とファイル数に余裕がある
- 所有者と権限が適切
- 777を常用していない
- メディア登録と公開表示を確認した
復旧作業を落ち着いて進められるサーバー環境
ファイルマネージャ、容量、PHP設定、バックアップを同じ管理画面で確認できる環境なら、uploadsの場所を間違えず復旧しやすくなります。
広告・PRを含みます。料金・特典は公式ページで最新条件をご確認ください。
よくある質問
uploadsを777にすれば直りますか?
直る場合があっても必要以上に書込を許します。所有者とサーバー推奨権限を確認してください。
年月フォルダを手動作成してよいですか?
正しい所有者と権限で作成できるなら可能ですが、WordPressが自動作成できない原因も確認します。
既存画像は消えますか?
権限修正だけで通常は消えません。フォルダを削除・移動せず、対象を確認して変更してください。
まとめ:777にせず、保存先・所有者・容量を直す
正しいuploadsと当月フォルダを確認し、容量、所有者、権限を安全な値へ整えます。小画像と通常画像で登録、サムネイル、公開表示まで成功して完了です。
ファイル管理と容量確認を初心者でも行いやすい環境へ見直す場合は、現在の所有者問題を直してから比較できます。
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