「ERR_TOO_MANY_REDIRECTS」は、ブラウザーがURL AからB、BからAへ転送され続け、表示を中止した状態です。Cookie削除だけで終わらず、WordPressアドレス、HTTPS、www有無、サーバー転送、CDN設定のどこで輪ができたかを確認します。変更は一層ずつ行います。
最初に結論:転送の輪を特定し、URLとHTTPSの担当を一つにそろえる
- シークレット画面と別回線で自分だけのCookie問題か確認する
- リダイレクトチェッカーまたは開発者ツールで転送列を確認する
- WordPressアドレスとサイトアドレスを正しいHTTPSへ統一する
- サーバーの.htaccessとHTTPS転送を確認する
- CDN・プロキシのSSLモードとオリジンHTTPSを整合させる
管理画面へ入れない場合は、wp-config.phpでURLを一時固定できます。修正箇所を増やさず、一つ戻すたびに転送列を取り直します。
リダイレクトループの典型パターン
HTTP→HTTPS、wwwなし→ありなどの正規化自体は正常ですが、別の層が逆方向へ戻すと輪になります。例としてCDNがHTTPでオリジンへ接続し、WordPressがHTTPSへ戻し続ける構成があります。
| 確認結果 | 疑う場所 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 自分のブラウザーだけ | 古いCookie・HSTS | サイトCookieを削除 |
| 全端末でHTTPとHTTPSを往復 | SSL認識・プロキシ設定 | CDNとWordPressを照合 |
| www有無を往復 | .htaccess・URL設定 | 正規ホストを一つに統一 |
| ログイン画面だけループ | Cookieドメイン・管理画面キャッシュ | URLと除外設定を確認 |
手順1:転送経路を記録する
開発者ツールのNetworkまたはリダイレクト確認サービスで、最初のURL、Locationヘッダー、最後に戻るURLを記録します。機密な管理URLは外部サービスへ入力せず、ブラウザー内で確認します。
HTTP/HTTPS、www有無、末尾スラッシュ、ログインパスのどこが変化しているかを見ます。同じ2URLが交互なら、双方を設定する層を探します。
手順2:WordPressのURLを確認する
管理画面へ入れるなら「設定 → 一般」のWordPressアドレスとサイトアドレスを正規URLへそろえます。入れない場合は
wp-config.php
に
WP_HOME
と
WP_SITEURL
を一時指定します。
値には管理画面が実際に動くプロトコルとホスト名を使います。サブディレクトリ設置では2つのURLが異なる場合があるため、構成を確認せず同じにしません。
手順3:サーバーとCDNの転送を一つずつ確認する
.htaccess
のRewriteRule、サーバーパネルのHTTPS転送、プラグインのSSL転送が重複していないか確認します。WordPress標準ルール以外の転送を一時無効化し、経路を再確認します。
CDN利用時はブラウザー側だけでなくCDNからオリジンへの接続方式を確認します。Flexible相当でループする場合は、オリジン証明書を用意してFull相当へそろえます。
復旧後の正規URL確認
HTTP、HTTPS、wwwあり・なしの4入口を一度ずつ開き、すべてが一回程度の転送で同じ正規URLへ着くか確認します。管理画面、記事、画像、フォームも開きます。
canonical、サイトマップ、内部リンクが正規URLを使っているかも確認します。転送が直っても検索エンジンへ複数URLを出し続けないよう統一します。
転送されたURLを並べれば、どこで戻されているか見えるんですね。
まずHTTPとHTTPSの往復があるか確認します。
はい。転送を担当する場所を増やしすぎないことが大切です。
一つ直すたび、4つの入口から正規URLへ着くか試してください。
トップだけでなく管理画面や画像も確認します。
検索用のcanonicalまでそろえば、安心して復旧完了にできますね!
症状ごとの判断をもう一段深くする
自分のブラウザーだけ
この状態では、まず 古いCookie・HSTS を優先します。サイトCookieを削除だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
全端末でHTTPとHTTPSを往復
この状態では、まず SSL認識・プロキシ設定 を優先します。CDNとWordPressを照合だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
www有無を往復
この状態では、まず .htaccess・URL設定 を優先します。正規ホストを一つに統一だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
ログイン画面だけループ
この状態では、まず Cookieドメイン・管理画面キャッシュ を優先します。URLと除外設定を確認だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
管理画面へ入れる場合・入れない場合の進め方
管理画面へ入れる場合
サイトヘルス、対象機能の設定画面、更新履歴を先に確認し、直前の変更を一件だけ戻します。変更後は未ログイン画面を開き、キャッシュされた管理者表示だけで判断しません。
管理画面へ入れない場合
サーバーパネルのファイル管理とエラーログを使い、対象ドメインとWordPress設置先を照合します。フォルダ名変更などの一時停止は対象一件に限定し、元の名前と変更時刻を記録します。復旧後は管理画面から正式な更新・設定を行い、一時変更を放置しません。
サポートへ相談するときに伝える内容
「直りません」だけでなく、記事タイトルの症状が出たURL、発生時刻、エラー全文、直前の操作、再現手順、試した項目と結果、PHP・WordPress・対象製品のバージョンをまとめます。ログに個人情報、Cookie、APIキー、パスワードがあれば伏せてください。
サーバー会社にはHTTP状態・PHPログ・DNSやWAFなど基盤側の確認を、プラグイン提供元には製品名・バージョン・再現操作を伝えます。問い合わせ先を分けると、同じ確認を何度も繰り返さずに済みます。
直ったと判断する条件
HTTP/HTTPSとwww有無の各入口が有限回の転送で一つの正規URLへ到達し、管理画面へログインでき、記事・画像・フォームが表示される状態です。
- 転送列を記録した
- WordPress URLを確認した
- 転送担当の重複を解消した
- 4入口をテストした
- canonicalとサイトマップを確認した
復旧作業を落ち着いて進められるサーバー環境
SSL、ドメイン転送、ファイル編集、ログを同じパネルで確認できると、複数層のリダイレクトを切り分けやすくなります。
広告・PRを含みます。料金・特典は公式ページで最新条件をご確認ください。
よくある質問
Cookie削除だけで直れば完了ですか?
自分だけならCookie原因の可能性があります。別端末と未ログイン状態でも正常か確認してください。
.htaccessを削除してよいですか?
削除ではなく内容を保存してWordPress標準ルールと追加転送を分けます。パーマリンク再保存が必要な場合があります。
HTTPSをやめれば直りますか?
一時回避より、証明書と各層のHTTPS認識をそろえるべきです。安全性とSEOのため正規HTTPSへ統一します。
まとめ:転送列を見て、HTTPSとホスト名の担当を統一する
ブラウザー固有か全体かを分け、実際の転送列を記録します。WordPress、サーバー、CDNを一層ずつ直し、4つの入口、管理画面、canonicalまで一つの正規URLへそろえて完了です。
SSLとリダイレクト設定を管理画面から確認しやすい環境へ見直す場合は、現在の転送経路を記録してから比較できます。
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