「The uploaded file exceeds the upload_max_filesize directive in php.ini」は、選んだファイルがPHPのアップロード上限を超えたという意味です。画像を無理に小さくする前に、現在値、必要サイズ、変更できる設定画面を確認します。上限は upload_max_filesize だけでなく post_max_size とメモリにも左右されます。
最初に結論:現在値を確認し、関連する3つの上限を必要分だけ上げる
- アップロードするファイルの実サイズを確認する
- サイトヘルスまたはメディア追加画面で現在の最大サイズを見る
- サーバーパネルのPHP設定で upload_max_filesize を変更する
- post_max_size をそれ以上、memory_limit を処理に足りる値へ設定する
- 反映後に同じファイルを一度アップロードして確認する
10MBのファイルなら上限を512MBにする必要はありません。画像ならWeb表示に適した寸法・形式へ最適化する方が、表示速度と容量の両方に有効です。
アップロード上限を決める値の関係
実際に受け取れるサイズは、PHPの upload_max_filesize、リクエスト全体を制限する post_max_size、処理に使える memory_limit、Webサーバー側制限のうち最も厳しい条件で決まります。WordPressの「最大アップロードサイズ」は反映結果です。
| 確認結果 | 疑う場所 | 次の行動 |
|---|---|---|
| メディアだけ失敗 | PHPアップロード上限・画像処理メモリ | 最大サイズ表示と画像寸法を確認 |
| テーマZIPだけ失敗 | ZIPサイズ・展開容量・WAF | FTP導入も検討 |
| 設定を変えても表示が同じ | 別PHPバージョン・反映待ち・設置先違い | サイトヘルスの実値を確認 |
| 413 Request Entity Too Large | Webサーバーやプロキシの上限 | サーバー設定・サポートを確認 |
手順1:必要な上限を決める
Windowsのプロパティやスマートフォンの情報画面でファイルサイズを確認します。複数ファイルを同時送信する場合は合計サイズが post_max_size に収まる必要があります。
写真は横幅2,000px前後を目安に用途へ合わせ、WebPや適切なJPEG品質へ圧縮します。元画像保管とWeb掲載用を分ければ、上限を過大に上げずに済みます。
手順2:現在の反映値を確認する
WordPressの「メディア → 新規メディアファイルを追加」に表示される最大アップロードサイズを確認します。より詳しくは「ツール → サイトヘルス → 情報 → サーバー」でPHPメモリや最大入力値を見ます。
マルチサイトではネットワーク設定の上限が別にあります。サーバー値を上げてもWordPress側のネットワーク上限が小さければ、その値が優先されます。
手順3:エックスサーバーでPHP上限を変更する
サーバーパネルの「PHP → php.ini設定」を開き、対象ドメインを選びます。例として50MBを扱うなら
upload_max_filesize=64M
、
post_max_size=80M
、
memory_limit=256M
のように余裕を持たせます。
単位のMを付け、対象ドメインとPHPバージョンを確認して保存します。設定直後はサイトヘルスを再読込し、表示値が変わったことを確認してからアップロードします。
設定しても直らない場合
.htaccess
や
wp-config.php
の追記は、サーバー方式によって無効または500エラーの原因になります。サーバーパネルに公式設定画面があるなら、まずそちらを使います。
413が出る、値が反映されない、管理者権限がない場合は、エラー全文、必要サイズ、サイトヘルスの現在値をサポートへ伝えます。
上限表示が変わったことを見てから、同じファイルを試すんですね。
設定先のドメインを間違えないよう、URLも一緒に確認します。
その通りです。数値は必要分だけにし、画像自体の最適化も忘れないでください。
上限を大きくすることと、アップロード後の処理が成功することは別です。
アップロード後にメディア一覧と公開ページも見ます。
画像が作成されて表示までできれば、本当に直ったと判断できますね!
症状ごとの判断をもう一段深くする
メディアだけ失敗
この状態では、まず PHPアップロード上限・画像処理メモリ を優先します。最大サイズ表示と画像寸法を確認だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
テーマZIPだけ失敗
この状態では、まず ZIPサイズ・展開容量・WAF を優先します。FTP導入も検討だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
設定を変えても表示が同じ
この状態では、まず 別PHPバージョン・反映待ち・設置先違い を優先します。サイトヘルスの実値を確認だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
413 Request Entity Too Large
この状態では、まず Webサーバーやプロキシの上限 を優先します。サーバー設定・サポートを確認だけで結論を出さず、変更前の画面・発生時刻・対象URLを残し、同じ条件で一項目ずつ比較してください。別の症状まで同時に出る場合は、個別ページより共通するサーバー設定やWordPress全体の処理を先に確認します。
管理画面へ入れる場合・入れない場合の進め方
管理画面へ入れる場合
サイトヘルス、対象機能の設定画面、更新履歴を先に確認し、直前の変更を一件だけ戻します。変更後は未ログイン画面を開き、キャッシュされた管理者表示だけで判断しません。
管理画面へ入れない場合
サーバーパネルのファイル管理とエラーログを使い、対象ドメインとWordPress設置先を照合します。フォルダ名変更などの一時停止は対象一件に限定し、元の名前と変更時刻を記録します。復旧後は管理画面から正式な更新・設定を行い、一時変更を放置しません。
サポートへ相談するときに伝える内容
「直りません」だけでなく、記事タイトルの症状が出たURL、発生時刻、エラー全文、直前の操作、再現手順、試した項目と結果、PHP・WordPress・対象製品のバージョンをまとめます。ログに個人情報、Cookie、APIキー、パスワードがあれば伏せてください。
サーバー会社にはHTTP状態・PHPログ・DNSやWAFなど基盤側の確認を、プラグイン提供元には製品名・バージョン・再現操作を伝えます。問い合わせ先を分けると、同じ確認を何度も繰り返さずに済みます。
直ったと判断する条件
同じファイルがエラーなくメディアライブラリへ登録され、サムネイルが生成され、記事へ挿入した画像が公開画面で表示される状態です。設定値だけでなく実処理で確認します。
- 必要ファイルサイズを把握した
- upload_max_filesizeとpost_max_sizeの関係が適切
- サイトヘルスへ新しい値が反映された
- サムネイル生成に成功した
- 公開ページで画像を確認した
復旧作業を落ち着いて進められるサーバー環境
PHP設定をドメインごとに画面から変更し、反映値やファイル管理も確認できる環境なら、初心者でも上限エラーを切り分けやすくなります。
広告・PRを含みます。料金・特典は公式ページで最新条件をご確認ください。
よくある質問
上限を1GBにしても大丈夫ですか?
必要以上の上限は大きなリクエストを許し、処理失敗や負荷の原因になります。用途に合う最小限へ設定してください。
memory_limitも同じ値でよいですか?
画像展開には圧縮ファイル以上のメモリを使うため、用途とサーバー上限を考えて余裕を持たせます。
FTPなら上限を回避できますか?
転送自体はできますが、WordPressのメディア登録やサムネイル生成は別途必要です。テーマZIPは公式手順に従って展開できます。
まとめ:必要サイズを測り、反映値と実アップロードで確認する
ファイルサイズを確認し、upload_max_filesize、post_max_size、memory_limitを矛盾なく設定します。表示上の最大値が変わり、アップロード、サムネイル生成、公開表示まで成功して初めて完了です。
PHP設定やファイル管理を分かりやすい画面で行いたい場合は、必要な設定範囲を確認してからサーバー管理機能を比較できます。
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