WordPressの引用ブロックは、公式サイトや書籍など、別の情報源から引用した文章を本文と区別して示すための機能です。引用文を枠へ入れるだけでは不十分で、引用元の名前とURLを添え、必要な範囲だけを使うことが大切です。この記事では追加、出典入力、リンク設定、削除、スマホ確認まで説明します。

引用ブロックとは

引用ブロックは、ほかの人や組織が公表した文章を、自分の本文と見分けられる形で表示するブロックです。テーマによって左線、背景色、字下げなどのデザインが付きます。見た目を整える装飾ではなく、情報の出どころを明確にするために使います。

自分の感想、要点を言い換えた文章、読者への注意を目立たせたいだけなら、段落やグループブロックの方が適切です。引用ブロックを使ったから自由に全文転載できるわけではありません。

引用する前に確認すること

まず、引用が記事の説明に本当に必要かを判断します。自分の説明を裏付ける定義、公式な条件、原文を示すこと自体に意味がある短い箇所などが候補です。元記事の代わりになるほど長く使わず、必要な範囲へ絞ります。

引用元のページタイトル、運営者または著者、公開URL、必要なら公開日や更新日を確認します。引用禁止の表示、会員限定情報、個人向けのメールなど、扱いに注意が必要な情報は安易に掲載しません。判断が難しい場合は原文を載せず、公式ページへリンクして自分の言葉で概要を説明します。

引用ブロックを追加する手順

  1. 投稿または固定ページの編集画面を開きます。
  2. 引用を入れたい場所の「+」を押します。
  3. 検索欄へ「引用」と入力します。
  4. 「引用」ブロックを選びます。
  5. 「引用を追加」の欄へ必要な原文を入力します。
  6. 引用符、句読点、表記を元ページと照合します。
  7. 引用文の下に出典を入力します。
  8. 右上の「下書き保存」を押します。

原文を勝手に分かりやすく書き換えて引用符の中へ入れないでください。途中を省略する場合は、意味が変わらない範囲で省略したことが分かる表記を使います。長い文章をそのまま貼る前に、必要な一文や数文へ絞ります。

出典名とリンクを設定する

引用ブロックの出典欄へ「サイト名『ページタイトル』」など、読者が情報源を特定できる名前を入力します。次にページタイトル部分を選択し、ツールバーのリンクアイコンを押して元ページのURLを設定します。

URLは検索結果のURLではなく、実際の引用元ページを使います。リンク設定後にプレビューで押し、引用した文章が掲載されているページへ移動することを確認します。外部ページを新しいタブで開く場合は、サイトのリンク方針に従います。

ミカ
ミカ

出典にサイト名だけ書けば十分だと思っていました。
ページタイトルと直接のURLまである方が、読者も原文を探しやすいですね。

佐藤さん
佐藤さん

はい。
どのページの、どの情報を使ったのか追える状態にすることが大切です。

ミカ
ミカ

検索結果ではなく、原文が載っているページへ直接リンクします。
公開前に自分でも押して、同じ文章が確認できるか見てみます!

佐藤さん
佐藤さん

それなら出典を確かめられます。
リンク切れやページ変更に気づいたら、引用内容も一緒に見直してください。

引用の前後へ自分の説明を書く

引用の直前には、「この設定条件は公式案内で次のように説明されています」など、なぜ原文を示すのかを書きます。引用の後には、初心者がどう判断・操作すればよいかを自分の言葉で説明します。

引用だけで節を終えると、記事の答えを外部文章へ任せることになります。自分の記事が主、引用が根拠や補足になる分量と構成を保ちます。引用文の内容を言い換えて繰り返すだけでなく、読者の状況へ当てはめた判断を加えます。

引用ブロックとプルクオートの違い

引用ブロックは、外部の文章と出典を示す用途に向きます。プルクオートは、記事内の印象的な言葉を大きく見せるデザインとして使われることがあります。テーマによって表示や名称は異なります。

外部文章を使う場合は、デザインの種類にかかわらず出典が必要です。目立たせたい自分の結論なら見出し、段落、グループなどを使い、外部引用と誤解される引用符だけの装飾を避けます。

書籍を引用するときの出典例

書籍では、著者名、書名、出版社、出版年、該当ページなど、引用箇所を特定できる情報を添えます。電子書籍でページ番号が固定されない場合は、章や節など確認できる情報を使います。

書籍の文章を大量に入力して内容を代替しないでください。記事の論点に必要な短い箇所だけを使い、書籍そのものを読む価値を損なわない分量にします。表紙画像も自由に使えるとは限らないため、画像の利用条件を別に確認します。

SNS投稿や口コミを引用するとき

SNS投稿には投稿者名、投稿日、投稿URL、表示名などの個人情報が含まれます。公開投稿であっても、文脈を外して紹介すると本人の意図を変える可能性があります。埋め込み機能の利用条件や投稿の削除・非公開化も考慮します。

初心者が操作手順を説明する記事では、無理に口コミを引用する必要はありません。公式情報や自分で確認した画面を優先し、個人の発言が不可欠な場合だけ慎重に扱います。

引用文の見た目を調整する

引用ブロックを選び、右側の「スタイル」からテーマに用意された表示を選べます。文字サイズ、色、余白を変えられる場合もあります。ただし、本文より極端に大きくしたり、背景と文字を近い色にしたりしないでください。

引用範囲が一目で分かり、出典が読めることが最優先です。引用文の一部だけを太字や色付きにすると原文の強調と誤解されることがあるため、必要なら引用後の自分の説明で重要点を示します。

スマートフォンで確認する項目

引用ブロックには左右の余白や線が付くため、スマートフォンでは本文幅が狭くなることがあります。プレビューで1行が短すぎないか、長いURLが横にはみ出していないか、出典リンクを押せるか確認します。

出典をURLの文字列だけで表示すると折り返しにくい場合があります。ページタイトルなど意味の分かる短いリンク文字を使います。実際の公開URLをスマートフォンで開き、引用の開始と終了が分かるかも読み直します。

引用を修正・削除する方法

引用文を修正する前に、元ページの原文と再度照合します。元ページが更新されて内容が変わった場合は、引用文、前後の説明、出典日付をまとめて見直します。自分の判断で原文だけを書き換えないようにします。

引用を削除するときは、リスト表示から引用ブロックを選び、三点メニューの「削除」を押します。引用後の説明が引用を前提にしていないかも確認します。誤って削除した直後なら上部の「元に戻す」を使います。

引用がうまく表示されないとき

引用文と出典が同じ見た目になる

出典専用欄へ入力できているか確認します。通常の段落を引用内へ追加しただけでは、テーマが出典として表示しない場合があります。

リンクが元ページへ移動しない

検索結果URLや編集用URLを貼っていないか確認します。公開されている引用元ページのURLへ修正し、プレビューから実際に押します。

スマホで横にはみ出す

出典に長いURLをそのまま表示していないか、固定幅を設定していないか確認します。意味のあるリンク文字へ変更し、独自CSSを足す前にブロック設定を初期値へ戻します。

引用範囲が分からない

複数の段落を無理に一つへ詰めず、必要な範囲を絞ります。引用の前後を通常段落にし、背景や左線が途切れず表示されているか確認します。

ミカ
ミカ

引用ブロックは、文章を目立たせるためだけの箱ではなかったんですね。
出典を追えて、自分の説明と区別できる状態にします!

佐藤さん
佐藤さん

その理解で大丈夫です。
必要な原文だけを使い、記事の答えは自分の説明で読者へ届けましょう。

ミカ
ミカ

元ページのタイトルとURLを確認して、公開後もリンクを実際に押します。
長すぎる引用になったら、必要な部分から選び直せば安心ですね!

佐藤さん
佐藤さん

はい。
迷ったときは転載する量を増やさず、公式ページへのリンクと自分の要約で伝える方法を選んでください。

WordPressをこれから始める方へ

引用ブロックを使って記事を作るには、WordPressを動かす環境が必要です。これから新しいサイトを用意する方や、管理環境を見直したい方は、WordPress導入機能があるサーバーを候補にできます。すでに現在の環境で安定して運用できている方は、この記事を理由に乗り換える必要はありません。

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まとめ

引用ブロックは、外部の文章と自分の本文を区別して表示する機能です。必要な範囲だけを原文どおり入力し、出典名と直接のURLを添えます。引用の前後には目的と初心者向けの解説を書き、公開前には原文、リンク先、スマホ表示を確認してください。

よくある質問

自分の言葉を引用ブロックへ入れてもよいですか?

デザイン上は可能ですが、外部引用と誤解される場合があります。自分の結論を目立たせるなら、見出しやグループなど目的に合うブロックを選びます。

引用元のURLだけ書けばよいですか?

URLだけでなく、サイト名やページタイトルなど、情報源を特定しやすい名前も添えます。

元ページが削除されたらどうしますか?

引用の根拠を再確認し、代わりの一次情報を探します。確認できない内容をそのまま残さず、引用文と自分の説明を見直します。