サイトタイトルは、読者に覚えてもらいたい サイトの正式名 を設定します。キャッチフレーズはサイト内容を短く補う文ですが、まだ適切な言葉が決まっていないなら 空欄で問題ありません 。初期文や、意味の薄いキーワードの羅列を残すより、空欄のほうが読者に誤解を与えません。
サイトタイトルとキャッチフレーズの違い
| 項目 | 役割 | 例 | 空欄 |
|---|---|---|---|
| サイトのタイトル | サイトを識別する正式名 | WordPressサーバー研究所 | 原則として名前を設定する |
| キャッチフレーズ | 誰に何を伝えるサイトか補足 | WordPressとサーバーの悩みを初心者向けに解決 | 決まっていなければ空欄でよい |
| 記事タイトル | 各記事の内容を表す | WordPressの初期設定を解説 | 記事ごとに必要 |
| SEOタイトル | 検索結果向けに調整するタイトル | SEO機能で記事・ページごとに設定 | 機能や運用方針による |
サイトタイトルとキャッチフレーズは「設定」→「一般」にあります。記事編集画面で付ける記事タイトルとは別物です。また、SEOプラグインやテーマが検索結果向けタイトルを個別に出力している場合、一般設定の文字がそのままGoogle検索に表示されるとは限りません。
サイトタイトルを決める3つの基準
1. 読み上げやすく、入力しやすい
口頭で人に伝えた時に聞き返されにくく、検索欄へ入力しやすい名前が扱いやすいです。記号、読みにくい英字、意味のない数字を重ねると、SNSや会話で紹介しにくくなります。
2. 既存の有名サービスと誤解されない
他社の商品名やサイト名に似せると、読者が公式サイトだと誤認する可能性があります。候補名を検索し、同じ分野で強く使われていないか確認します。会社や店舗として運営する場合は、商号やブランド表記ともそろえます。
3. 今後扱う内容を狭めすぎない
最初はWordPressテーマだけを扱う予定でも、将来サーバーやプラグインへ広げるなら、「○○テーマだけ研究所」のような狭すぎる名前は変更したくなるかもしれません。半年後も使える名前かを考えます。
キャッチフレーズを入れるか判断する
キャッチフレーズには、サイト名だけでは分からない情報を一つ補います。次の三つのうち、少なくとも二つが自然に伝わる文なら入れる価値があります。
- 誰向けか: WordPressを始めたばかりの人
- 何を扱うか: サーバー、設定、トラブル
- どうなれるか: 迷わず設定や比較ができる
「WordPressサーバー研究所」という名前なら、「WordPressとサーバーの悩みを初心者向けに解決」のように、対象と内容を補えます。一方、「最新情報をお届けします」「役立つ情報を発信」のような文は、他サイトにも当てはまり、内容をほとんど説明しません。
空欄にしたほうがよいケース
- サイトのテーマや対象読者がまだ決まっていない
- サイトタイトルだけで内容が十分伝わる
- テーマのデザイン上、キャッチフレーズを表示したくない
- 検索キーワードを並べただけの不自然な文しか思いつかない
- インストール直後の初期文が残っている
WordPressの設定項目は、すべて埋めるための申込書ではありません。キャッチフレーズが読者の理解に貢献しないなら、空欄が適切な設定です。
サイトタイトルとキャッチフレーズを設定する手順
- WordPress管理画面へログインします。
- 左メニューの「設定」→「一般」を開きます。
- 「サイトのタイトル」に正式なサイト名を入力します。
- 「キャッチフレーズ」に補足文を入力するか、不要なら空欄にします。
- 同じ画面にあるWordPress アドレスとサイトアドレスは、この操作では変更しません。
- 画面下の「変更を保存」を押します。
- 画面上部に「設定を保存しました」と表示されることを確認します。
たとえばサイトタイトルを「ミカのWordPress練習帳」、キャッチフレーズを「初めての設定を画面どおりに進めるブログ」とします。タイトル欄へ「ミカのWordPress練習帳|初心者|設定|SEO」のように検索語を詰め込む必要はありません。
検索されたい言葉を全部入れたほうがいいと思って、タイトルがずいぶん長くなっていました。
サイトの名前と説明を分けて考えると、すっきり決められそうです。
気づけてよかったね。
サイトタイトルは名前として覚えやすくし、検索ごとの詳しい言葉は各記事のタイトルで扱おう。
保存したのに、ヘッダーへキャッチフレーズが出ていなかったら失敗ですか?
私、また設定を間違えたのかと慌ててしまいそうです…。
テーマが表示しない設計なら、保存できていてもヘッダーには出ないよ。
まず一般設定の値を確認し、その次にテーマ側の表示場所を見れば原因を分けられるね。
保存後に確認する4つの場所
1. 一般設定画面
「設定」→「一般」を開き直し、入力したサイトタイトルとキャッチフレーズが残っているか確認します。ここで正しければ、WordPress本体への保存は完了しています。
2. サイトのヘッダー
管理画面上部のサイト名から「サイトを表示」を開きます。テーマによって、サイトタイトルは文字、ロゴ画像、または両方で表示されます。キャッチフレーズは表示しないテーマもあります。
3. ブラウザのタブ
トップページを開き、ブラウザのタブへ出る文字を確認します。テーマやSEO機能が独自のタイトル形式を使う場合、「サイトタイトル – キャッチフレーズ」「ページ名 | サイト名」など、一般設定とは異なる組み合わせになることがあります。
4. スマートフォンのヘッダー
PCで表示される長いサイト名が、スマートフォンではロゴだけになったり途中で折り返されたりします。メニューと重ならず、横スクロールが出ていないか確認します。長すぎる場合は、文字を小さくする前にサイト名自体が覚えやすい長さか見直します。
サイトタイトルが反映されない時の確認順
| 症状 | 確認場所 | 対処 |
|---|---|---|
| 一般設定を開くと元に戻っている | 設定→一般 | 変更を保存し、完了メッセージを確認 |
| 一般設定は正しいがヘッダーだけ古い | 外観・テーマ設定 | ロゴ内の文字やテーマ独自のサイト名設定を確認 |
| 公開ページだけ古い | キャッシュ | キャッシュを削除してログアウト状態で再読み込み |
| ブラウザタブだけ違う | SEO設定・テーマ | トップページ用SEOタイトルの上書きを確認 |
| 検索結果が変わらない | 検索エンジン側 | 再クロールを待ち、実際のHTMLタイトルも確認 |
| スマホだけ文字が切れる | ヘッダーのレスポンシブ表示 | テーマのロゴ幅とサイト名表示を確認 |
キャッシュを削除する前に、一般設定へ正しい値が保存されているか確認します。保存できていない状態で表示側だけを何度更新しても直りません。
サイトタイトルと検索結果のタイトルは同じとは限らない
サイトタイトルはWordPress全体の識別名です。一方、Googleの検索結果にはページごとのHTMLタイトルが使われ、検索エンジンが表示文を調整する場合もあります。サイトタイトルを変更しても、検索結果が即時に同じ文へ変わるわけではありません。
確認したい時はトップページを開き、ブラウザタブやページのHTMLタイトルを見ます。SEO機能を導入している場合は、トップページ用タイトルの設定が一般設定を上書きしていないか確認します。検索結果の見え方だけを理由に、一般設定のサイト名を何度も変更しないでください。
サイト名を後から変更する時の確認事項
サイトタイトルは後から変更できますが、読者に覚えられた後は影響範囲が広がります。変更前に次を確認します。
- ロゴ画像に古いサイト名が入っていないか
- サイトアイコン、OG画像、プロフィール画像へ古い名前がないか
- 運営者情報、プライバシーポリシー、問い合わせ返信文に旧名がないか
- SNSプロフィールや外部サービスの登録名を変更する必要がないか
- 内部リンクの文中に旧サイト名が残っていないか
サイトタイトルを変えてもドメイン名や記事URLは自動で変わりません。名前変更とURL移転を同時に行う必要がなければ、別々の作業として計画したほうが原因を切り分けやすくなります。
よくある質問
キャッチフレーズを空欄にするとSEOで不利ですか?
空欄そのものを恐れて、キーワードを並べた文を入れる必要はありません。各ページの内容、タイトル、本文が検索意図へ答えることを優先します。キャッチフレーズはサイト説明として意味がある時に使います。
サイトタイトルにドメイン名を使ってもよいですか?
ドメイン自体をブランドとして読ませたい場合は使えます。ただし、読者が読み方を迷う文字列なら、カタカナや日本語の正式名を用意したほうが覚えてもらいやすくなります。
キャッチフレーズがヘッダーに出ません
一般設定へ保存できていても、テーマがキャッチフレーズを表示しないことがあります。テーマのヘッダー設定を確認し、表示機能がなければ保存失敗ではありません。
設定完了の目印
一般設定に正式なサイトタイトルが保存され、キャッチフレーズは読者へ役立つ文または空欄になり、PCとスマートフォンのヘッダーが崩れていなければ完了です。ブラウザタブや検索結果が異なる場合も、一般設定、テーマ、SEO機能、検索エンジンのどこが表示を決めているか切り分けられれば、同じ設定を何度も変更せずに済みます。