子テーマとは、元になる親テーマのデザインや機能を引き継ぎながら、自分の変更を別に保存するテーマです。PHPやCSSなどテーマファイルを編集する人には役立ちますが、管理画面の設定だけで使う初心者に必須ではありません。

子テーマが必要になる場面

  • テーマのPHPテンプレートを変更する
  • functions.phpに独自の処理を追加する
  • 親テーマのCSSファイルとは別に変更を管理したい
  • 親テーマ更新後も自作ファイルを保ちたい

親テーマのファイルを直接書き換えると、テーマ更新でその変更が上書きされることがあります。子テーマは自分の変更を分けて持ち、親テーマを更新しやすくする仕組みです。

子テーマがなくてもよい場面

  • ロゴや色をテーマの設定画面で変更するだけ
  • ブロックエディターで記事や固定ページを作る
  • 追加CSSに短い調整を入れ、テーマファイルは触らない
  • まだカスタマイズ内容が決まっていない

「いつか必要かもしれない」という理由だけで有効化すると、親テーマとの違いや更新方法が分かりにくくなることがあります。編集したいファイルが決まってから検討しても遅くありません。

ミカ
ミカ

親テーマと子テーマは、両方インストールするんですか?

佐藤さん
佐藤さん

そう。
親テーマが土台で、子テーマだけを有効化するよ。

ミカ
ミカ

親テーマを消したら、子テーマだけでは動かないんですね。

佐藤さん
佐藤さん

その通り。
親子を一組として考えよう。

親テーマと子テーマの関係

テーマ 役割 状態
親テーマ 元のデザインと機能を提供 インストールして残す
子テーマ 自分の変更を保持 こちらを有効化する

子テーマに同名のテンプレートファイルを置くと、そのファイルが親テーマより優先されます。一方、すべてを子テーマへコピーする必要はありません。変更するものだけ置くのが基本です。

使い始める前に決めること

  1. 何を変えたいかを具体的にする
  2. テーマの標準設定で実現できないか確認する
  3. 追加CSSやプラグインで扱う方が適切でないか考える
  4. 子テーマ対応の公式手順や配布ファイルがあるか見る
ミカ
ミカ

見た目を少し変えたいだけなのに、難しいファイルを触ろうとしていました。

佐藤さん
佐藤さん

まずテーマ設定とブロック設定を探してみよう。
それで足りなければ次を考えればいいよ。

ミカ
ミカ

変更したい場所が決まってから、子テーマを選ぶんですね。

佐藤さん
佐藤さん

うん。
目的がはっきりすると、必要かどうかも判断できるよ。

初心者の判断は一問でよい

「テーマのPHPやテンプレートファイルを自分で変更する予定があるか」を考えてください。なければ、今は子テーマを用意しなくても構いません。ある場合は親テーマの公式文書を読み、配布されている子テーマがあればそれを利用するところから始めます。