WordPress移行後に画像URLが古いまま残るとき、最初に確認するのは画像の `src` が新しいドメインになっているかです。サイト移行では、記事本文、メディアライブラリ、テーマ設定、ウィジェット、カスタムフィールドなど、画像URLが複数の場所に残ることがあります。

画面上では画像が表示されていても、旧ドメインや一時URLから読み込まれている場合があります。旧サーバーを解約した瞬間に画像が消えたり、SSL化後に混在コンテンツ警告が出たりするため、移行完了前に確認が必要です。

最初の結論:画像が見えていても読み込み元を確認する

WordPress移行後に画像URLが古いまま残る問題は、画像が表示されているかどうかだけでは判断できません。旧サーバーや旧ドメインがまだ生きている間は、古いURLから画像が表示されてしまうことがあります。解約やSSL切り替え後に急に画像が消えるのは、この確認漏れが原因です。

最初に見るのは公開ページのHTMLです。画像タグの src srcset 、背景画像、OGP画像、CSS内のURLを確認します。本文中の画像だけ新ドメインになっていても、アイキャッチやSNS用画像が旧URLのまま残ることがあります。

古いURLが残りやすい場所

場所 残り方 確認方法
記事本文 img srcが旧ドメイン 公開HTMLを見る
srcset レスポンシブ画像だけ旧URL 画像タグ全体を見る
テーマ設定 ロゴや背景が旧URL 外観・カスタマイズを確認
ウィジェット バナー画像が旧URL サイドバーやフッターを見る
OGP SNSカード画像が旧URL meta propertyを確認

DB置換で失敗しやすいポイント

旧URLを新URLへ置換するとき、単純な文字列置換だけで済む場合もありますが、WordPressにはシリアライズされたデータが含まれることがあります。文字数が変わる置換を雑に行うと、テーマ設定やウィジェット設定が壊れることがあります。作業前にDBバックアップを取り、WordPress対応の移行・置換ツールを使う方が安全です。

移行後チェックリスト

  • 代表記事の画像を右クリックして画像URLを見る
  • HTML内の旧ドメイン検索を行う
  • スマホ幅でsrcset画像も確認する
  • アイキャッチとOGP画像を確認する
  • 旧サーバーを止める前に全ページの代表URLを確認する
  • SSL警告が出るページは画像URLがhttpのまま残っていないか見る

最初に見る場所

見る場所 確認内容 問題の例
公開記事のHTML img srcが新ドメインか 旧ドメイン、仮URL、httpが残る
メディアライブラリ 画像URLが新しいアップロード先か 旧サーバーのパスが残る
テーマ設定 ロゴや背景画像が新URLか ヘッダー画像だけ旧URL
キャッシュ 古いHTMLを配信していないか 置換後も旧URLが見える
CDN CDN側のキャッシュが残っていないか 画像だけ古い配信元になる

DB置換はバックアップ後に行う

記事本文や設定内に旧URLが大量に残っている場合、検索置換が必要になることがあります。ただし、WordPressのデータにはシリアライズされた値が含まれる場合があるため、単純なテキスト置換で壊れることがあります。専用ツールや移行プラグインを使い、必ずバックアップを取ってから実施します。

置換する文字列は、`http://old.example.com`、`https://old.example.com`、一時URL、サーバー初期ドメインなどを分けて確認します。httpからhttpsへ変わっただけのケースも混在コンテンツの原因になります。

ミカ
ミカ

旧URLを一気に置換すれば早そうって思いました。
でも壊れることがあるんですね。

佐藤さん
佐藤さん

急ぐほどバックアップが大事だね。
画像URLは記事本文だけじゃなく、設定の中にも入っていることがある。

ミカ
ミカ

ロゴだけ古いURL、みたいなこともありそうです…。

佐藤さん
佐藤さん

あるあるだよ。
本文、テーマ、キャッシュの順で見ると見落としにくい。

移行後チェックの順番

  • 代表記事を3本開き、画像を右クリックしてURLを確認する
  • ブラウザの検証ツールで画像リクエストのドメインを見る
  • 旧ドメイン名で公開HTML内検索を行う
  • テーマ設定のロゴ、背景、OG画像を確認する
  • キャッシュプラグイン、サーバーキャッシュ、CDNキャッシュを削除する
  • 旧サーバー停止前に再度トップ、カテゴリ、記事を確認する

SSL警告が出る場合

画像URLが `http://` のまま残っていると、ページ自体がhttpsでもブラウザに警告が出ることがあります。これを混在コンテンツと呼びます。SSL証明書が正しくても、本文内の画像URLがhttpなら警告の原因になります。画像だけでなくCSS、JavaScript、外部フォントも確認します。

よくある質問

画像が表示されているなら旧URLのままでも大丈夫ですか?

おすすめしません。旧サーバーや旧ドメインを止めると画像が消える可能性があります。

DB置換は手作業でできますか?

少量なら可能ですが、大量の場合はバックアップ後にWordPress対応の置換方法を使う方が安全です。

キャッシュ削除だけで直りますか?

置換済みなのに古く見える場合は直ることがあります。URL自体がDBに残っている場合は置換が必要です。

移行後は画像の表示元まで確認する

画像が見えるだけで終わらせず、img src、旧ドメイン検索、テーマ画像、キャッシュ削除まで確認してください。旧サーバーを止める前の最後の検査が大切です。