WordPressで記事の投稿者を変更するには、投稿編集画面の「投稿者」欄から別のユーザーを選び、更新します。複数記事なら投稿一覧の一括編集も使えます。ただし、選択肢に表示されるのは投稿者として利用できるユーザーです。変更後は公開ページの名前、プロフィールリンク、記事内容との一致を確認します。

投稿者を変更すると何が変わるか

投稿者を変更すると、記事に紐づくユーザーが切り替わります。テーマによって、記事上部や末尾の著者名、プロフィール、著者別記事一覧へのリンクが変わります。記事本文、URL、公開日は通常そのままです。

テーマが投稿者情報を表示していない場合、公開画面の見た目は変わらないことがあります。それでも管理画面の担当者データは変わるため、編集責任や絞り込みに影響します。

変更前に確認すること

表示する本人または編集方針上の承認を確認します。実際に執筆・監修していない人を権威付けのためだけに投稿者へ設定しません。必要なら本文末尾へ「執筆」「監修」「編集」の役割を分けて示します。

変更先ユーザーの「ブログ上の表示名」、プロフィール、顔写真、プロフィールURLを確認します。ログインIDやメールアドレスが表示名になっていないことも重要です。表示名の変更は対象ユーザーのプロフィール画面で行います。

1記事の投稿者を変更する手順

  1. WordPress管理画面で「投稿」→「投稿一覧」を開きます。
  2. 対象記事のタイトルを押します。
  3. 右上の設定アイコンを押し、投稿設定を表示します。
  4. 右側の「投稿者」を開きます。
  5. 変更先のユーザーを選びます。
  6. タイトルと記事IDを再確認します。
  7. 右上の「更新」を押します。
  8. 公開ページを開き、著者名を確認します。

投稿者欄の位置や名称はWordPressのバージョン、テーマ、編集環境によって異なります。右側へ表示されない場合は「投稿」タブを選んでいるか確認します。

クイック編集から変更する方法

投稿一覧で対象記事にカーソルを合わせ、「クイック編集」を押します。「投稿者」の選択欄から変更先を選び、「更新」を押します。本文を開かずに変更できるため、タイトル、公開日、カテゴリーを見て対象を取り違えないようにします。

クイック編集へ投稿者欄がない場合は、通常の編集画面を使います。変更後は一覧の管理表示だけで判断せず、公開URLを開いて確認してください。

ミカ
ミカ

投稿者の候補に、変更したい担当者さんが出てきません。
名前を手入力する欄ではないんですね。

佐藤さん
佐藤さん

はい。
WordPressへ登録され、投稿者として選べる権限を持つユーザーが候補になります。
まずユーザー登録と権限を管理者へ確認してください。

ミカ
ミカ

候補にないからといって、適当に別の人を選んではだめですね。
必要な権限だけで登録してもらえるか確認します!

佐藤さん
佐藤さん

その判断が安全です。
管理者権限を安易に渡さず、担当する作業に必要な権限を選びましょう。

投稿者が選択肢に出ないとき

変更先ユーザーがWordPressへ登録されているか、「ユーザー」→「ユーザー一覧」で確認します。次に、そのユーザーの権限グループが記事の投稿者として選択できるものかを確認します。購読者など、投稿を扱わない権限では候補に出ない場合があります。

権限変更はサイト全体の操作範囲へ影響します。候補へ出すためだけに管理者へ変更しないでください。投稿者、寄稿者、編集者などの役割と、公開・編集できる範囲を確認し、最小限の権限にします。

複数記事の投稿者を一括変更する

  1. 「投稿」→「投稿一覧」を開きます。
  2. 変更する記事の左側へチェックを付けます。
  3. 上部の一括操作から「編集」を選びます。
  4. 「適用」を押します。
  5. 投稿者の選択欄で変更先を選びます。
  6. 選択中の記事タイトルをもう一度確認します。
  7. 「更新」を押します。

一括編集は多くの記事を同時に変えるため、カテゴリーや検索で対象を絞ってから行います。ページをまたぐ記事が自動で全部選ばれるとは限りません。変更後は数件だけでなく、対象一覧の先頭・途中・末尾を確認します。

一括変更で注意すること

共同執筆、監修、過去担当者の記事など、記事ごとに役割が違う場合は一括変更に向きません。検索結果へ出た同じキーワードの記事をすべて選ぶ前に、本当に同じ投稿者へ変える根拠があるか確認します。

変更前の記事数、対象条件、変更先、実行日時を運用メモへ残します。間違えた場合に対象を特定しやすくなります。WordPress標準では一括変更を一操作で元へ戻せない場合があるため、慎重に選択します。

投稿者を元へ戻す方法

変更した記事を再度開き、投稿者欄から元のユーザーを選んで更新します。元の投稿者が削除済み、権限変更済みで候補にない場合は、ユーザー管理の状態を確認します。

誰が元だったか分からない場合は、作業ログ、Revision、編集メモなどを確認します。根拠がないまま推測で設定せず、編集責任者へ確認してください。

表示名を変更したいだけの場合

記事の担当者は同じで、公開名だけを変えたいなら、記事ごとの投稿者変更ではなくユーザープロフィールの「ブログ上の表示名」を見直します。表示名を変えると、そのユーザーに紐づく複数記事へ反映される場合があります。

ログインIDを表示名に使わず、読者へ示す名前を設定します。変更前に影響する記事一覧を確認し、本人と編集方針の同意を取ります。

退職・担当変更時のユーザー処理

ユーザーを削除する際、WordPressはそのユーザーの記事を別ユーザーへ割り当てる選択肢を表示する場合があります。記事を削除する選択を誤ると公開コンテンツへ影響するため、対象記事と引き継ぎ先を事前に確認します。

ログイン停止と記事の表示名変更は別の課題です。過去記事の著者を残すのか、編集部名へ変更するのか、監修表記をどうするのかをサイト方針で決めます。

公開ページで確認する項目

  1. 更新した記事の公開URLを開きます。
  2. 記事上部または末尾の著者名を確認します。
  3. プロフィール文と画像が本人のものか見ます。
  4. 著者名のリンクを押し、正しい著者一覧へ移動します。
  5. 記事内容と執筆・監修の役割が一致するか読みます。
  6. 別ブラウザでも表示を確認します。

テーマによっては、構造化データやメタ情報へ著者が出力されます。公開画面に名前が見えない場合でも、ページの著者情報をサイトの確認手順に沿って検査します。

スマートフォンで確認する

スマートフォンでは著者プロフィールが記事末尾に折りたたまれたり、画像と文章が縦並びになったりします。名前、肩書き、プロフィール、リンクが画面幅へ収まるか確認します。

長い肩書きやURLが横にはみ出していないか、プロフィールリンクをタップできるか、記事本文との区切りが分かるかを見ます。ページ全体に横スクロールがないことも確認します。

投稿者が変わらないとき

更新を押していない

投稿者を選んだ後、右上の「更新」を押したか確認します。編集画面を再読み込みし、選択が保存されているか見ます。

公開画面が古い

キャッシュを切り分けるため、別ブラウザやシークレット表示で公開URLを開きます。

テーマが別の著者情報を表示している

記事の投稿者ではなく、独自プロフィール欄や固定の編集部名を表示するテーマもあります。テーマ設定と記事データを分けて確認します。

候補にユーザーがいない

ユーザー登録と権限を確認します。必要以上の権限へ変更せず、管理者へ適切な役割を相談します。

ミカ
ミカ

投稿者を変える操作だけでなく、表示名やプロフィールまで確認する必要があるんですね。
記事の担当と公開名を混ぜないようにします!

佐藤さん
佐藤さん

はい。
誰が書き、誰が監修し、誰の名前を表示するかを編集方針に沿って決めましょう。

ミカ
ミカ

一括変更は対象記事を絞って、件数と変更先をメモしてから実行します。
公開ページで名前とリンクを押せば、選び間違いにも気づけそうです!

佐藤さん
佐藤さん

その手順なら安全です。
権限を増やす前にも、必要な操作範囲を必ず確認してください。

WordPressをこれから始める方へ

複数の投稿者で記事を運用するには、WordPressを動かす環境が必要です。これからサイトを用意する方や、現在の管理環境を見直したい方は、WordPress導入機能があるサーバーを候補にできます。すでに現在の環境で安定して運用できている方は、この記事を理由に乗り換える必要はありません。

エックスサーバー

WordPressクイックスタートに対応し、契約とWordPress設定をまとめて進められます。料金、契約期間、キャンペーン条件は公式ページで最新情報を確認してください。

エックスサーバーの公式ページを確認する

まとめ

記事の投稿者は、投稿編集画面の投稿者欄から変更して更新します。複数記事は一括編集を使えますが、対象と変更先を慎重に確認します。候補に出ない場合はユーザー登録と権限を確認し、必要以上の権限を与えません。公開後は著者名、プロフィール、著者リンク、スマホ表示を確認してください。

よくある質問

投稿者を変えると記事URLも変わりますか?

通常は記事URLを変更する操作ではありません。ただし、著者別一覧のリンクや表示名は変わる場合があります。

管理者にしないと投稿者へ選べませんか?

管理者である必要はありません。投稿を扱える適切な権限を選び、必要以上の操作権限を渡さないでください。

投稿者と監修者を別々に表示できますか?

標準の投稿者欄は一人のユーザーを紐づける基本機能です。監修者を別表示する方法はテーマやサイトの編集・表示設計によって異なります。