WordPressの抜粋は、記事一覧や検索結果の一部で本文の代わりに表示する短い紹介文です。投稿編集画面の「抜粋」欄へ、記事の答えと読むメリットを1〜3文で入力します。ただし、テーマによって表示場所や扱いが異なるため、保存後はTOP、カテゴリー、記事ページを実際に確認します。

WordPressの抜粋とは

抜粋は、記事内容を短く伝える要約欄です。テーマやサイト設定によって、TOPの記事一覧、カテゴリー、アーカイブ、検索結果、SNS共有の説明候補などに使われることがあります。

抜粋欄が空の場合、テーマが本文の冒頭から一定文字数を自動で取り出す場合があります。そのため、見出しや会話の途中で切れたり、記事の答えが分かりにくくなったりします。自動表示で問題がある記事は、手動で抜粋を用意します。

抜粋とメタディスクリプションの違い

抜粋はWordPressの記事データとして、主にサイト内の一覧表示へ使われます。メタディスクリプションは検索エンジンへページの説明候補を伝えるためのHTML情報です。テーマやSEO機能によって連携する場合はありますが、必ず同じものではありません。

管理画面に両方の入力欄があるなら、それぞれの表示先を確認します。抜粋を入力しただけで検索結果の説明が必ず変わる、メタディスクリプションを入れれば一覧も変わる、と決めつけないでください。

抜粋を書く前に記事の答えを確認する

公開済み本文を読み、タイトルが約束する答えを一文でまとめます。次に、この記事を読むと完了できる操作や判断を加えます。たとえば「画像のaltの役割と、入力する場合・空欄にする場合を説明します」のように具体化します。

「初心者向けに詳しく解説します」だけでは、ほかの記事との違いが分かりません。対象、答え、扱う手順や判断のうち、重要な要素を含めます。本文に書いていない効果や保証は加えません。

投稿へ抜粋を入力する手順

  1. WordPress管理画面で「投稿」→「投稿一覧」を開きます。
  2. 対象記事のタイトルを押して編集画面を開きます。
  3. 右上の設定アイコンを押し、投稿設定を表示します。
  4. 右側を下へ進み、「抜粋」を開きます。
  5. 1〜3文の紹介文を入力します。
  6. 誤字と本文との一致を確認します。
  7. 右上の「更新」または「公開」を押します。

抜粋欄の位置はWordPressのバージョン、テーマ、編集環境で異なります。右側に見つからない場合は、設定パネルを開いているか、投稿タブを選んでいるかを先に確認します。

抜粋欄が表示されないとき

編集画面右上の三点メニューから「設定」または「環境設定」を開き、パネルの表示項目に「抜粋」がないか確認します。クラシックエディターでは、上部の「表示オプション」から抜粋欄を有効にする場合があります。

固定ページでは抜粋に標準対応していない構成や、テーマ側が独自に入力欄を用意する場合があります。無理にプラグインを追加する前に、対象が投稿か固定ページか、テーマの一覧が何を表示しているか確認します。

ミカ
ミカ

右側を探しても抜粋がなくて、機能が消えたのかと思いました。
まず設定パネルと投稿タブを開いているか確認すればいいんですね。

佐藤さん
佐藤さん

はい。
編集画面の表示項目で隠れている場合もあるので、環境設定や表示オプションを確認してください。

ミカ
ミカ

それでも見つからなければ、固定ページなのか、テーマ独自の入力欄なのかを調べます。
すぐプラグインを増やさなくていいなら安心です!

佐藤さん
佐藤さん

その順番が安全です。
入力できたら、次は一覧で実際に使われているか確かめましょう。

初心者向け抜粋の書き方

最初の一文で記事の答えを示し、二文目で扱う手順や判断を補います。「WordPressの予約投稿は、公開日時を未来に設定して保存します。時間どおり公開されない場合のタイムゾーンと予約失敗の確認方法も説明します」のように書けます。

タイトルをそのまま繰り返すだけ、挨拶だけ、疑問をあおるだけの文章を避けます。専門用語を使う場合は、抜粋だけでも大まかな意味が分かる言葉へ置き換えます。

抜粋に入れない方がよい内容

「必ず成功」「絶対に順位が上がる」など本文で証明できない保証、記事にない料金や特典、古いキャンペーン、内部向けの管理メモは入れません。一覧で表示されるため、読者へ公開してよい文章だけを書きます。

HTMLタグやショートコードを入れても、テーマによっては文字として表示されたり削除されたりします。基本は装飾のない短い文章にします。URLをそのまま入れると長くなり、リンクとして機能しないこともあります。

抜粋の長さを決める

固定の正解文字数はありません。表示するテーマのカード幅と、抜粋が使われる場所によって適切な長さが変わります。まず1〜3文で答えが伝わる文章を書き、実際のTOPとカテゴリーで切れ方を確認します。

スマートフォンでカードが縦に長くなりすぎる場合は、意味を保ったまま重複表現を削ります。文字数だけを合わせて、大切な対象や答えを消さないようにします。

公開済み記事の抜粋を変更する

対象記事を編集し、抜粋欄を修正して「更新」を押します。タイトルや本文の結論を変更したときは、抜粋も古いままになっていないか確認します。記事リライトでは、タイトル、本文、抜粋、メタディスクリプションを一組で見直します。

更新後はTOP、カテゴリー、サイト内検索の結果など、抜粋を使う可能性がある画面を再読み込みします。キャッシュがある場合は、別ブラウザやURLの再読み込みで新しい文章か確認します。

抜粋を空欄へ戻す

手動の抜粋を使わない場合は、抜粋欄の文章を削除して更新します。空欄にすると、テーマが本文から自動生成した説明を表示することがあります。何も表示されなくなるテーマもあります。

空欄へ戻した後は、一覧の表示を必ず確認します。以前の手動抜粋がキャッシュに残る、本文冒頭が不自然に切れる場合は、手動抜粋を再設定する方が分かりやすいことがあります。

TOPとカテゴリーで確認する

  1. 記事を更新したら公開URLを開き、本文と抜粋の内容が矛盾しないか確認します。
  2. サイトのTOPを開き、対象記事のカードを探します。
  3. 対象カテゴリーを開き、同じ記事を探します。
  4. 抜粋が途中で不自然に切れていないか見ます。
  5. 記事カードのリンクを押し、正しい記事へ移動します。
  6. スマートフォン幅でも同じ確認を行います。

テーマがTOPでは抜粋を表示し、カテゴリーでは本文の冒頭を表示するなど、場所によって仕様が違う場合があります。入力欄だけを見て完了にせず、公開画面を基準に判断します。

スマートフォン表示の確認

カード幅が狭いスマートフォンでは、同じ抜粋でも行数が増えます。記事タイトル、画像、抜粋、ボタンのバランスを見て、抜粋だけが長くなりすぎていないか確認します。

長い英数字やURLを入れないことで横はみ出しを防げます。ページ全体に横スクロールがないこと、抜粋から記事リンクを押せること、記事へ移動後に期待した答えがあることまで確認します。

抜粋が反映されないとき

テーマが抜粋を表示していない

別の投稿でも同じ場所に紹介文があるか確認します。テーマの一覧テンプレートがタイトルと画像だけを表示する仕様なら、抜粋を入力しても見えません。

本文の冒頭が表示される

手動抜粋ではなく本文を使う独自設定の可能性があります。テーマ設定や一覧ブロックの「抜粋を表示」などを確認します。

古い抜粋のまま

記事を更新したか確認し、TOPやカテゴリーを再読み込みします。キャッシュを切り分けるため、別ブラウザでも見ます。

検索結果の説明が変わらない

抜粋とメタディスクリプションは別の場合があります。SEO設定を確認し、検索エンジン側の再取得には時間がかかることも理解します。

ミカ
ミカ

抜粋を入力しただけで、すべての場所がすぐ同じ文章になるわけではないんですね。
TOPとカテゴリーを実際に見て判断します!

佐藤さん
佐藤さん

そのとおりです。
テーマがどのデータを表示しているかは、公開画面で確かめるのが確実です。

ミカ
ミカ

タイトルを直したときは、本文と抜粋とメタ説明も一緒に見直します。
読者が一覧で内容を理解してから記事を選べれば安心ですね!

佐藤さん
佐藤さん

はい。
短くすることより、記事の答えを正確に予告することを優先してください。

WordPressをこれから始める方へ

抜粋を設定して記事を作るには、WordPressを動かす環境が必要です。これからサイトを用意する方や、現在の管理環境を見直したい方は、WordPress導入機能があるサーバーを候補にできます。すでに現在の環境で安定して運用できている方は、この記事を理由に乗り換える必要はありません。

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まとめ

抜粋は、記事一覧などで内容を短く伝える紹介文です。投稿設定の抜粋欄へ、記事の答えと扱う手順や判断を1〜3文で入力します。テーマによって表示場所が異なるため、更新後は公開URL、TOP、カテゴリー、スマートフォン表示を確認してください。

よくある質問

抜粋は必ず入力する必要がありますか?

必須ではありません。空欄時に本文から自動生成される表示が不自然な場合や、一覧で答えを明確にしたい場合に手動入力します。

抜粋と記事の冒頭は同じ文章でよいですか?

同じでも問題ない場合はありますが、抜粋だけで内容を予告できるかを確認します。冒頭の挨拶や会話が途中で切れるなら手動で整えます。

固定ページにも抜粋を設定できますか?

テーマやサイト構成によって異なります。まず対象画面に抜粋欄があるか、一覧が固定ページの抜粋を使うか確認してください。