WordPressの最初の記事は「投稿→新規追加」で下書きを作り、タイトル、冒頭の答え、見出し、本文、画像、内部リンクを入れ、プレビュー後に公開します。 公開ボタンを押すことだけが完成ではありません。ログアウト状態で公開URLを開き、スマートフォンでも読めるところまでを一つの作業にします。
この手順では、旅行ブログの「京都駅から清水寺まで迷わない行き方」という記事を例にします。自分のテーマへ置き換えるときも、読者の質問と記事が約束する答えを一つに絞ってください。
書く前に4行の設計メモを作る
- 想定読者: 京都駅へ着いたが、バスと電車のどちらがよいか迷う人
- 質問: 京都駅から清水寺へ初めてでも迷わず行けるか
- 答え: 荷物が少なければバス、混雑時は電車と徒歩を選ぶ
- 読後の完了: 乗り場、降車場所、徒歩の曲がり角を判断できる
このメモは本文へそのまま貼るためではありません。情報を追加するときに「到着の判断へ必要か」を見分ける基準です。関係の薄い店の紹介は別記事にし、この記事から内部リンクでつなげます。
投稿を新規追加して下書き保存する
- 管理画面の「投稿」→「新規追加」を開く。
- タイトルへ読者の質問と得られる結果を入れる。
- 本文の最初に、結論を2〜4文で書く。
- 右上の「下書き保存」を押す。
- 投稿一覧へ戻り、状態が「下書き」か確認する。
自動保存だけに頼らず、区切りのよいところで下書き保存します。無題の下書きは探しにくいため、仮でもタイトルを入れてください。公開日時やURLは、本文の方向が固まってから確認します。
最初にあいさつを長く書くものだと思っていました。読者が知りたい答えを先に置いても、冷たい文章にはならないんですね。
答えを待たせないのは親切なんだよ。そのあとで理由や具体例を丁寧に書けば、読者は安心して続きを読める。
結論を先に書くと、その後に同じことを繰り返しそうです。私、言い換えただけの段落を増やしてしまいそうで少し心配です。
冒頭は答え、次は選ぶ理由、その次は画面や道順というふうに役割を変えよう。各見出しが別の小さな疑問へ答えていれば、繰り返しになりにくいよ。
見出しは読者が止まる場所に置く
本文ブロックへ文章を貼り続けず、「バスで行く手順」「混雑時に電車を選ぶ場合」「五条坂で降りた後の徒歩」のように、判断が変わる場所へ見出しを置きます。見出し2の中をさらに分ける場合だけ見出し3を使い、見た目を大きくする目的で見出しを選びません。
一段落は一つの話題にします。操作や道順は番号付きリスト、持ち物や注意点は箇条書きにすると、読者が途中から戻っても現在地を見つけやすくなります。
画像は説明を助ける場所だけに入れる
画像ブロックを追加し、メディアライブラリから画像を選びます。代替テキストには「京都駅バス乗り場D1の案内板」のように、画像が示す内容を書きます。「画像」「写真1」のような名前だけでは、読み上げる人にも管理者にも意味が伝わりません。
画像内へ小さな文字を詰め込みすぎず、重要な乗り場名や曲がり角は本文にも書きます。スマートフォンのプレビューで画像がはみ出さず、文字が読めるか確認してください。
内部リンクとカテゴリーを決める
読者が次に必要とする詳しい情報が別記事にある場合、意味の分かる文章からリンクします。「こちら」だけをリンクにせず、「京都駅で荷物を預ける手順」のように移動先を示します。同じ説明を本文へ長く重ねるより、役割の違う記事へ案内する方が読みやすくなります。
カテゴリーは記事の主題に最も近い一つを基本にします。タグは、複数カテゴリーを横断して同じ特徴の記事がたまる場合だけ使います。公開直前に新しいカテゴリーを思いつきで増やすと、記事が少ない一覧ページが増えるため避けます。
プレビューではきれいに見えたのに、スマートフォンへ切り替えると表が横へはみ出しました。このまま公開して、あとで直す方が早いのかなって迷っています。
読めない状態が分かっているなら、公開前に直そう。列を減らせるなら表を短くし、比較が必要ならカードや縦並びへ変えるんだ。
表を消すと中の文章までなくなりそうで、削除ボタンを押すのが怖いです。先に内容をメモへコピーしてもいいですか。
もちろんだよ。下書きを保存し、表の内容を退避してから一つ変更しよう。うまくいかなければ「元に戻す」かRevisionで変更前へ戻せるよ。
公開前にプレビューで確認する
- タイトルの質問へ冒頭で答えている
- 見出しだけ読んでも記事の順番が分かる
- 画像の意味が本文でも分かる
- リンク先とリンク文が一致する
- PCとスマートフォンで横スクロールが出ない
- 誤字、仮の文章、管理者用メモが残っていない
プレビューは編集画面の見た目ではなく、公開結果に近い画面を確認するために使います。先頭から末尾までスクロールし、目次から各見出しへ移動できるかも試してください。
公開後に別ブラウザでURLを開く
- 「公開」を押し、公開URLをコピーする。
- ログアウト状態の別ブラウザでURLを開く。
- タイトル、画像、リンク、カテゴリーを確認する。
- トップページとカテゴリー一覧から記事へ移動する。
- スマートフォン幅でも先頭から末尾まで読む。
404になる場合は公開状態とURLを確認し、同じ公開ボタンを連打しません。修正したら「更新」を押し、もう一度同じ公開URLを開きます。検索エンジンへの申請は、読者が正常に開ける状態を確認してから行います。
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真っ白な画面を埋めることより、読者が到着できる順番を作ることが大切なんですね。下書きとプレビューを何度か往復しても、遅いわけではないと思えるようになりました。
うん、読者の質問を見失わずに確認できたね。公開前に迷いを見つけられるのは、ちゃんと読者の画面を見ている証拠だよ。
公開ボタンを押したら安心して閉じてしまいそうなので、別ブラウザで開くところまでメモしておきます。リンクの行き先も、一つずつ自分で押して確かめたいです。
それで完成だよ。書く、見る、直す、読者と同じ入口からもう一度開く。この一周を守れば、次の記事でも迷った場所から戻れるんだ。
まとめ
WordPressの初投稿は、読者の質問と答えを決め、下書き、見出し、本文、画像、内部リンク、カテゴリーを整えてから公開します。プレビューと公開後の別ブラウザ確認を省かず、読者がタイトルの約束どおり行動できる状態を完成としてください。