結論からいうと、これからブログを始める初心者は、パーマリンク構造を 「投稿名」 にするのが分かりやすい選択です。そのうえで、記事ごとのURL末尾(スラッグ)を、内容が伝わる短い英小文字とハイフンに整えます。

パーマリンクとは「記事ごとのURL」のこと

パーマリンクは、公開した投稿や固定ページに付く個別URLです。たとえば、この記事のURLが https://example.com/wordpress-permalink-setting/ なら、末尾の wordpress-permalink-setting がスラッグです。

サイト全体のURL形式は「設定」→「パーマリンク」で決め、各記事のスラッグは投稿の編集画面で整えます。この二つを混同しなければ、操作は難しくありません。

初心者には「投稿名」がおすすめ

形式 URLの例 初心者の判断
基本 /?p=123 内容がURLから分かりにくい
日付と投稿名 /2026/07/26/sample-post/ 古い記事を更新しても日付が残る
数字ベース /archives/123 内容がURLから分かりにくい
投稿名 /sample-post/ 短く整えやすく、記事内容も表しやすい

「投稿名」なら、公開日やカテゴリを変えてもURLがそれらに引きずられません。SEOのために特殊な構造を選ぶというより、読者と運営者の双方が見て理解しやすく、長く保ちやすい形を選ぶ、と考えるのが自然です。

サイト全体を「投稿名」にする手順

  1. WordPress管理画面にログインします。
  2. 左メニューの「設定」→「パーマリンク」を開きます。
  3. 「共通設定」の中から「投稿名」を選びます。
  4. 画面下の「変更を保存」を押します。
  5. 「パーマリンク構造を更新しました」と表示されることを確認します。

新しいサイトなら、この設定は最初の記事を公開する前に済ませるのが安全です。保存ボタンを押しただけで終わらず、完了メッセージまで見れば、選択が反映されたと判断できます。

記事ごとのスラッグを短い英数字に直す

「投稿名」を選ぶと、記事タイトルからスラッグが自動生成されます。日本語のままでも公開できますが、コピーしたときに長い記号列へ変換されることがあるため、公開前に短い英語へ整えると扱いやすくなります。

  1. 投稿の編集画面を開きます。
  2. 右上の設定アイコンを押し、「投稿」タブを表示します。
  3. 「リンク」または「URL」を開き、スラッグ欄を確認します。
  4. 英小文字の単語をハイフンでつないで入力します。
  5. 「下書き保存」または「公開」を押します。

たとえば「WordPressのパーマリンク設定」という記事なら、 wordpress-permalink-setting で十分です。 wordpress-no-permalink-no-settei-no-yarikata-2026 のように、タイトル全部をローマ字へ置き換える必要はありません。

ミカ
ミカ

日本語タイトルを全部ローマ字にしないといけないと思っていました。
中心になる言葉を三つくらい選ぶなら、私にもできそうで少しうれしいです。

佐藤さん
佐藤さん

短くても記事の内容が想像できれば十分だよ。
英小文字を使い、単語の区切りをハイフンにそろえると、あとで見返したときも迷いにくい。

ミカ
ミカ

保存したあとは、管理画面だけ見て終わりにしないほうがいいですか?
ちゃんと新しいURLで開けるか、自分の目でも確かめたいです。

佐藤さん
佐藤さん

その確認がいちばん大切だね。
公開ページを新しいタブで開き、アドレス欄とページ本文の両方を見れば完了だよ。

設定できたかを公開画面で確認する

テスト用の下書きまたは新規記事でスラッグを設定し、公開ページを開きます。次の三つがそろえば完了です。

  • URLが /wordpress-permalink-setting/ のような形になっている
  • そのURLを新しいタブへ貼り付けても記事が表示される
  • 「ページが見つかりません」や404エラーが出ない

スマートフォンでもリンクを一度開いておくと、メールやSNSに貼ったURLが意図どおり動くか確認できます。

保存後に404になるときの確認順

  1. 「設定」→「パーマリンク」をもう一度開き、選択が「投稿名」か確認します。
  2. 何も変えずに「変更を保存」を一度押し、ルールを再生成します。
  3. 記事の公開状態と、入力したスラッグのつづりを確認します。
  4. 改善しなければ、サーバー側のURL書き換え設定について契約サーバーの公式サポートへ確認します。

.htaccess などの設定ファイルを、意味が分からないまま直接書き換えるのは避けましょう。まずWordPressの保存操作で直る範囲を確認するほうが安全です。

公開済みURLは気軽に変更しない

公開後にスラッグやパーマリンク構造を変えると、以前のURLから記事を開けなくなり、外部サイトやSNSに残ったリンクが404になることがあります。アクセスのある記事を変更するなら、旧URLから新URLへの 301リダイレクト を用意し、内部リンク、サイトマップ、canonicalのURLも確認します。

方法が分からない場合は、公開済みURLをそのまま保つほうが安全です。「もっときれいなURLにしたい」だけで変更せず、誤字やサイト移転など必要性があるときに計画して行います。

スラッグを決める時の具体例

記事テーマ 分かりやすい例 避けたい例
WordPress初期設定 wordpress-initial-settings wordpress-no-shoki-settei-wo-zenbu-kaisetsu-2026
画像の代替テキスト image-alt-text how-to
予約投稿の方法 schedule-post post-123

よいスラッグは、URLだけを見ても記事の中心が想像でき、後から記事内容を更新しても使い続けられます。公開年、記事番号、「完全版」など、内容変更で古くなりやすい言葉は必要な場合だけ使います。

公開前にスラッグを確定する流れ

  1. 記事タイトルと本文の中心テーマを確定します。
  2. 中心になる英単語を2〜4個へ絞ります。
  3. 英小文字で入力し、単語を半角ハイフンでつなぎます。
  4. プレビューを開き、アドレス欄のURLを確認します。
  5. 同じスラッグの記事や固定ページがないことを確認します。
  6. 公開後は、誤字など必要な理由がない限り変更しません。

同じスラッグが既に使われていると、WordPressが末尾へ -2 を付ける場合があります。意図しない数字が付いたら、投稿・固定ページ・ゴミ箱を検索し、同じ名前が残っていないか確認します。

公開済みURLを変える必要がある時の作業

誤字、記事統合、サイト構成の変更などで公開済みスラッグを変える場合は、編集画面で文字を直すだけでは終わりません。

  1. 変更前の旧URLを控えます。
  2. 新しいスラッグを決め、記事を更新します。
  3. 旧URLから新URLへ301リダイレクトを設定します。
  4. 旧URLを開き、新しい記事へ自動転送されることを確認します。
  5. 本文、メニュー、関連記事など自サイト内のリンクを新URLへ直します。
  6. canonical URLとサイトマップが新URLになっているか確認します。

301リダイレクトの設定方法は利用環境で異なります。方法が分からない場合は、変更前に利用中のSEO機能またはサーバーの公式手順を確認します。転送を用意できない状態なら、公開済みURLを維持するほうが安全です。

よくある質問

カテゴリ名をURLに入れたほうがいいですか?

必須ではありません。カテゴリを整理し直したときにURLまで変わる可能性があるため、初心者は投稿名だけのほうが管理しやすいです。

日本語スラッグのままではだめですか?

公開はできます。ただし共有先で長い記号列になる場合があるので、公開前なら短い英数字へ直すと扱いやすくなります。

あとから「投稿名」に変えてもいいですか?

未公開の新しいサイトなら変更しやすいです。すでに記事を公開しているサイトでは既存URLが変わる可能性があるため、301リダイレクトを含む移行計画なしに変更しないでください。

この設定のゴール

「設定」→「パーマリンク」で投稿名を保存し、記事ごとのスラッグを短い英小文字とハイフンに整え、実際の公開URLが404にならず開けば完了です。設定名を暗記するより、URLを変えたら公開画面まで開く習慣をつけると、今後の記事でも迷いにくくなります。